歯周再生治療
これまで歯周病は進行を止めるだけ。これからは元に戻す。
歯周病で歯が抜けないよう進行を必死に食い止めようとしていませんか?当院なら元の健全な状態に戻せるかもしれません。
歯周病とは?詳細についてはコチラ
歯周病は治らない?
歯周病は、一昔前は「不治の病」と言われていましたが、その後の歯周治療の発展により現在では歯周病の進行を食い止めることが可能になりました。しかし、炎症を抑えて、健康な状態にしてこれ以上歯周病が進行しないように食い止めることが限界であり、下がってしまった歯ぐきなどを元通りにすることはできません。
A. 溶けてしまった骨が元通りの状態になる事はありません

“再生”という選択肢。
そして、近年では歯周治療は更なる発展を遂げ、”食い止める”から「再生」させることが可能になりました。つまりは破壊された組織を再生させ、歯をできるだけ元の健全な状態に戻せるのが最先端の”歯周再生治療”となります。
歯周病と診断された、歯周病で抜歯と言われた、下がってきた歯ぐきを改善したいなど、歯周病でお悩み・お困りの方はハミールまでご相談ください。当院であれば元の健康な状態に戻せるかもしれません。
寿命を十年延ばせる選択肢。
エムドゲインによる治療法(EMDG法)
炎症が歯肉の奥まで進行、歯周組織が破壊された。(骨が溶けた・歯ぐきが下がった)⇒失われた組織を再生・回復させることが出来るのが、エムドゲインを使った歯周外科治療です。
エムドゲインとは?
エムドゲインは、歯周病で溶けてしまった歯を支える骨(歯槽骨)や歯根膜などの歯周組織を再生させる歯周組織再生療法の一種です。
タンパク質の一種を歯根の表面に塗ることで、歯が生えてくるときと同じような環境をつくり歯周組織の再生を促進、世の約40ヶ国以上で使用され高い安全性が実証されており、2002年には厚生労働省より認可を受け、2007年には先進医療に指定されています。
- エムドゲインの適応症
- 〇 表垂直性骨欠損・・・特定の歯の周囲の骨だけがボコっと垂直にへこんでいる状態。
〇 根分岐部病変・・・歯根が分岐した部分まで歯周組織の破壊が生じた状態。
〇 歯肉退縮・・・歯ぐきが下がってしまい虫歯や歯周病になりやすい状態。
虎ノ門の歯医者|デンタルオフィス虎ノ門
治療の流れ
切開
麻酔をして、治療部分の歯茎を切開します。
除去
歯根面に付着したプラーク・歯石を除去します。
塗布
骨が失われた部分にエムドゲイン・ゲルを塗布します。
縫合
切開した歯茎を縫合したら治療完了です。
GTRによる治療法(歯周組織再生誘導法)
一般的な歯周組織再生療法は、GTR法とエムドゲイン法の2種類の方法があります。
長年の研究によりこれら治療法に効果での有意性はありませんが、GTR法の方が吸収性膜を適切に設置するための高い技能を必要とし、吸収性膜が露出するなど感染のリスクがあります。
※現在ではエムドゲインの方が主流であり、リスクの観点より当院ではこちらの治療法は行っておりません。
バイオスについて
バイオスとは?
骨の量や厚みが不足している部分に骨移植をするための骨補填材です。主にインプラント手術が可能なレベルまで骨の形成を行うためにGTR法にてエムドゲインと併用されます。
バイオスは天然のウシ由来の骨補填剤で、人体への結合性が高い、かつ感染症のリスクが低いことから世界中で使用されています。2011年に安全性および有効性が厚生労働省により認可されています。
- バイオスの適応症
- 〇 表垂直性骨欠損・・・特定の歯の周囲の骨だけがボコっと垂直にへこんでいる状態。
〇 根分岐部病変・・・歯根が分岐した部分まで歯周組織の破壊が生じた状態。
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治療の流れ
切開
麻酔をして、治療部分の歯茎を切開します。
除去
歯根面に付着したプラーク・歯石を除去します。
塗布
骨が失われた部分にエムドゲイン・ゲルを塗布&バイオスを充填します。
縫合
切開した歯茎を縫合したら治療完了です。
CTGによる治療法(結合組織移植術)
結合組織とは、三層(上皮組織・結合組織・骨膜)から構成される歯肉の一組織です。CTGは、歯肉退縮や歯根露出などにより陥没した歯肉の足りない部分に別の場所から移植し、審美性と機能性を回復する歯周外科治療です。
- CTGの適応症
- 〇 表垂直性骨欠損・・・特定の歯の周囲の骨だけがボコっと垂直にへこんでいる状態。
〇 歯肉退縮・・・歯ぐきが下がってしまい虫歯や歯周病になりやすい状態。
虎ノ門の歯医者|デンタルオフィス虎ノ門
治療の流れ
切開
麻酔をして、治療部分の歯茎を切開します。
剥離
口蓋(上顎)から結合組織を切り出します。
移植
結合組織を陥没している部分に移殖します。
縫合
切開した上顎と移殖した部分を縫合したら治療完了です。
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ガミースマイルの治療
歯肉退縮と似たような症状として、笑った時に歯ぐきが出てしまうガミースマイルがあります。歯ぐきが大きく見えることでコンプレックスを抱える方のためにも有効な治療法です。
ガミースマイルの原因とは?
骨格、歯並び、口周りの筋肉、歯ぐきや歯の大きさなど様々です。
〇筋肉が原因 – 上唇の筋肉が強く、上唇が上がってしまう。
〇骨が原因 – 上あごが大きかったり、下あごが正常より小さい
〇歯が原因 – 歯の長さが短かく、歯の生えている位置が低い。
- ガミースマイル放置によるリスク
- 〇 コンプレックス・・・外観が気になり、思いきり笑えない。写真はいつも口チャック。
〇 むし歯や歯周病・・・かみ合わせや歯並びに影響し、むし歯や歯周病になりやすい。
〇 口が臭い・・・口を閉じにくいことで乾燥してしまい、口臭の原因になりやすい。
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ガミースマイル治療
原因に応じた適切な治療を行う必要があります。
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歯が小さすぎる
歯肉切除、クラウンレングスニング(歯冠長延長術)など。
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歯の位置が下前方すぎる
歯冠長延長術など。
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上唇があがりすぎる
LIP(上唇粘膜切除術)、ボトックス注射など。
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歯並び
歯科矯正治療、マウスピース矯正など。
歯周病で歯を失ってしまう前に、
歯周再生治療ならお近くのハミールにお任せください!